パスタを茹でている間に

・村上春樹作品について、偏見たっぷりに独自の読み方で考察しているブログです。・基本的に「テーマは何か?」の結論から書き始めますので、ネタバレです。・ただし、未読の方に対する配慮として、あらすじは省略しています。・断定的な表現で文章に不快感を持たれる方もいらっしゃると思いますが、「言いきる」ことを目標にしています。・ご了承ください♪

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村上春樹作品とLGBTQ+

村上春樹作品では、性的マイノリティのキャラクター達が何人も登場しています。今回は村上春樹作品で活躍した彼・彼女たちについてご紹介します。 最近ではSDGsの目標としても話題に挙がることも多いLGBTQ+ですが、著者の作品ではかなり以前から、当たり前の…

考察・村上春樹作品におけるメタファー、記号と象徴、擬人化の例

今回は村上春樹作品におけるメタファー、擬人化、記号と象徴について、わかりやすく例を示して説明したいと思います。 「○○は××のメタファー」という考察記事をよく目にします。一部の読者の間では、著者の比喩表現を一様にメタファーとする傾向がありますが、…

村上春樹の『二重メタファー』 二重構造の認識システム

村上春樹の『二重メタファー』とは、人間が生物として生得的に備えていた認識システムを、新たに獲得した「社会の認識システム」で覆い隠してしまったために生じた弊害を指しています。

若い読者のための短編小説案内 作家は何を描きたいのか?

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫) 作者:春樹, 村上 文藝春秋 Amazon 偏見の柱 ”読書というものはもともとが偏見に満ちたものであり、偏見のない読書なんてものはたぶんどこにもないからです。逆な言い方をするなら、読者がその作品を読んで、そこに…

考察・村上春樹著『アンダーグラウンド』 フラクタルな社会構造

『アンダーグラウンド』は「地下鉄サリン事件」を扱ったノンフィクション作品です。著者はカルト宗教と一般市民との間に「フラクタルな社会構造」を捉えています。